こんな上司が嫌われる!
介護現場でありがちな「嫌われる上司」の特徴とは一体……?
誰でも一度は「こんな上司は嫌だ!」と思ったこと、ありますよね。介護施設で働く現役介護士の「上司の不満」を聞いてみました!
■介護職に聞いてみた!嫌いな上司あるある
職場では言えない、上司への不満。
仕事は好きだけど、嫌いな上司がいるとストレスが溜まる!
今回は3名の現役介護士さんに、普段は言えない上司の愚痴を聞いてみました。
「仕事で起こったこと全てを報告してもらわないと気が済まない上司」「利用者さんに親気取りで注意ばかりする上司」など、話を聞くだけでうんざりするエピソードが飛び出します……。
『報連相(報告・連絡・相談)』は大事ですが、忙しい介護現場で何でもかんでも報告しているヒマはない!せめて不機嫌にならないでほしいですよね。
利用者さんがスタッフに怒られないように気を使っているのは、見ていて不憫です。
そして、3人が口を揃えて「ひどすぎる!」と言っているのは、『理想が高い上司』。
しっかりとした介護観がある上司は尊敬できそうな気がしますが、その実態は違っているようで……。
介護に対する理想が高すぎるこの上司、なんと努力はすべて、現場の介護士に丸投げ!!
「現場の改革が必要」「あなたたちに頑張ってもらわないと」と、理想とする介護を実現するため現場の介護士たちにはきつくあたります。
理想の介護や手厚い介護を実現するためには、当然人手も必要。
しかし、今のままの人員で「よりよい介護」を実践するため、上司にもシフトに入ってもらおうと計画しますが、上司は断固拒否!
自分が現場に出ないといけないと知った途端、「理想や改革もいいけど、実害が出るようじゃダメ」と言って動こうとしない上司にみんな唖然!
『理想は高いが自分は全く動かない上司』が嫌いな上司第1位に認定です。
上司だって人間だけど、感情的な上司や人任せな上司は困っちゃいますよね。
あなたの周りもこんな困った上司・嫌いな上司はいませんか?
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プロフィール
國廣幸亜(くにひろ・ゆきえ)
1976年5月9日大分県生まれ、愛知県育ち。幼少の頃より漫画家を目指し上京。会社員をしながら投稿し続けるも漫画家にはなれず、挫折しかけた頃ホームヘルパーの資格を取得し介護の仕事を始める。1998年講談社BE・LOVE誌上にて『ささら』でデビュー。現在、介護福祉士としての活動も続けながら漫画を執筆。
著書に『介護のオシゴト』(秋田書店刊 全5巻)、『マンガでわかる介護リーダーのしごと』(中央法規刊)、「ほっと!介護日誌〜介護の時代を生きる私たち〜」(秋田書店)などがある。
●姉妹サイト「オアシス介護」では、認知症の祖父母を介護する孫娘の実体験を描いた漫画を掲載!
→ オアシス介護【孫娘のガチンコ介護】