やりがいのある仕事がしたいと思って介護業界に飛び込んでみたものの、働き始めたら違和感を感じてしまうこと、ありますよね。
「こんなはずじゃなかった」「イメージと違う」「もっと早く知っていれば…」
ここでは、転職は失敗だったかも…と後悔する転職の先輩の失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイスつきでご紹介。ぜひ参考にしてください!
<事例1> 42歳で介護職員に。思ったよりも体力的にキツい
女性/42歳/けいこ
販売の仕事から介護職員に転職。人と接するのが好きだし、もともと立ち仕事だったので体力には自信があったのですが、実際に仕事をしてみると利用者様の移乗など、思ったよりも力仕事が多くて……。夜勤もキツくて、体力的に限界を感じています。
《アドバイス》
介護職員は想像以上に体力が必要な仕事です。力仕事も多く、腰痛が原因で職を離れてしまう人も少なくありません。体力に自信がない人や腰痛持ちの人は、避けた方がいいでしょう。
ただし、今は介護職員の身体に負担をかけない介護技術を積極的に指導する事業者や、リフトなどの設備を導入することで、介護職員の負担を減らす取り組みをしている事業者もあります。「体力的な負担を減らす工夫をしている事業者」という視点で転職先を探すのも、転職を成功させる一つの方法です。
<事例2> 思ったよりも家事のスキルが必要なことにびっくり
女性/23歳/リサ
訪問介護のヘルパーに転職しました。ヘルパーの仕事って、利用者様の身体介助がメインだと思っていたけど、家事などの生活援助をしっかりやることも大事なんですね。一人暮らしの経験もなく、料理が苦手な私にはハードルが高すぎました。
《アドバイス》
特に訪問介護は、料理・掃除・洗濯など家事の補助がかなりのウエイトを占めています。しかも利用者様の自宅で家事をするのは、自宅での家事とは勝手が違います。家事が苦手な人やキライな人は、訪問介護よりも家事の負担が少ない、施設での介護を選んだ方がいいでしょう。ただし、施設によっては家事もしっかりこなさなければならないケースもあるので、事前に業務内容を確認しておきましょう。
<事例3> シフト勤務に慣れません。特に夜勤がキツいので辞めたい
34歳/女性/さくらさくら
一般企業の事務から老人介護施設に転職したのですが、シフト勤務がキツくて。遅番・早番・夜勤などいろいろなシフトがあるので、生活のリズムがくるってしまい、体調を崩してしまいました。特に夜勤がツラいので、せめて夜勤なしにして欲しいとお願いしたいのですが、「それは難しい」と言われてしまいました。
《アドバイス》
シフト勤務にすんなりとなじめる人もいれば、徐々に慣れることができる人、いつまでも慣れない人もいます。また、夜勤ができることを前提に採用された場合、入社後に夜勤ができないと言っても対応してもらうことは難しいでしょう。どうしてもシフト勤務が無理なら、勤務時間を固定して働ける職場を選ぶことをオススメします。介護の仕事でも、シフトなしや夜勤なしで働ける職場もありますので、事前にしっかり確認しておきましょう。
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