自己PR文は、採用担当者の視点を意識して具体的な内容にしましょう。
単に「明るい性格です」と言うのではなく、「明るい性格なので、介護の仕事で○○のときに活かせると思います」など、具体的なシーンが目に浮かぶ表現だとベター。
採用担当者は、あなたを採用することでのメリットを具体的にイメージできます。また、あなたが実際の仕事を想定しながら応募している、という本気度も伝わります。
ここでは、あなたの性格上の強みをアピールするための自己PRの記入例をご紹介。自分の状況に近い文例をアレンジして、あなたらしい自己PRを作ってみましょう!
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注意:「貴社」と「御社」の使い分けについて
履歴書等に書く場合は「貴社」、面接等で話す時は「御社」と言うのが正しい表現です。また、どのような法人であるかによっても使い分けがあります。一般企業の場合は貴社(もしくは御社)、社会福祉法人や医療法人の場合は貴法人(御法人)としましょう。
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例文1.<積極性がある>果敢な姿勢で介護の仕事に挑戦したい人のケース
私の取り柄は、何事にも果敢に取り組む姿勢だと思っています。社内のミーティングでも、若手社員だからと遠慮せず、活発に意見を述べることを心がけました。与えられた仕事だけでなく、先輩が行っている業務についてもどんどん質問し、自分から新しい仕事をつかむ努力もしました。
介護業界でもチャレンジ精神を発揮し、貴社に貢献したいと思っています。
例文2.<探究心がある>介護のスキルを極めたいという探究心の強さをアピールしたい人のケース
興味を持ったことは突き詰めたいと思うタイプで、その探究心が自分の強みだと思っています。
デイサービスでの仕事のかたわら、コミュニケーションや認知症に関する本を読んだり、介護業界のセミナーに参加したりして、自分なりにレベルアップを図ってきました。職員の学ぶ意欲を大切にしている貴社で、さらに高いレベルの介護職をめざし、お役に立ちたいと思います。
例文3.<パワフル>周囲を巻き込むパワフルさを介護の仕事に役立てたい人のケース
学生時代は学園祭の実行委員長を務めていました。社会人になってからも、社内で山登りサークルを立ち上げたり、積極的に声かけをして社内の美化活動も始めました。
率先して行動を起こし、人を巻き込むパワフルさは自信があります。その強みを武器に、介護の仕事にも一生懸命に取り組み、先輩や同僚、利用者様からも頼りにされるスタッフをめざしたいと思います。
例文4.<感激屋>人の気持ちに寄り添えることを強みに介護職をめざす人のケース
映画やドラマを見ていると、すぐ感激してしまうタイプです。これは、人の気持ちに寄り添うことができるという長所だと捉えています。この性格を活かせるのが介護の仕事だと思いました。
介護技術をしっかり身につけたうえで、利用者様一人ひとりと向き合い、その方が必要としていることを感じ取れる介護者になりたいと思います。
例文5.<効率的に動ける>全体を見回しながら効率よく業務を遂行できる人のケース
手際よく仕事をこなすのが得意です。総合スーパーに勤務し、そこで開店準備を任されたのをきっかけに、自分の業務だけでなく、全体を見回して効率的な仕事ができるようになりました。優先順位を見極めることと、まわりとの連携をスムーズに保つことが大事だと考えています。
この経験とスキルを、チームワークが大切な介護の仕事に活かしたいと思っています。
例文6.<同僚や友人からよく相談を受ける>相談しやすい関係を築けることをアピールするケース
「あなたには相談しやすい」とよく言われます。自分から心を開くことと、相手の思いを誠実に受け取ることを、いつも心がけているからだと思います。「聞いてくれてありがとう」と言われるたびに、人の役に立つ喜びを感じてきました。
この性格を活かし、利用者様が話しやすい関係を築いて、精神面からもサポートできる介護職をめざしたいと考えています。
例文7.<先見の明があると言われる>先を読む力を介護で活かしたい人のケース
5年間勤めてきたベンチャー企業では、顧客のニーズを感じ取ることを常に意識し、先を読む力がつきました。このスキルは介護でも活かせると考えています。先を読みながら仕事をすることで、転倒のリスクを回避したり、あるいは必要なサービスを先回りして提供できます。
認知症などで自分の考えをうまく言葉にできない利用者様への親身なケアにもつなげたいと考えています。
例文8.<協調性がある>派遣社員として円滑な人間関係を築いてきた人のケース
派遣社員として多くの企業で事務職を務めてきました。そこで役立ったのは協調性です。派遣先が変わると、人間関係を一から構築していく必要があります。心がけたのは、職場のルールや先輩社員の意見を尊重すること。そのうえで自分のスキルを活かす場を見つける努力をしてきました。
介護も様々な人がチームを組む現場だと聞いています。ぜひ貴社で自分の経験を活かしたいと思います。
例文9.<判断力がある>自分でしっかり判断ができることをアピールしたい人のケース
イベントの運営会社に10年間勤務。現場のリーダーとして、大勢のスタッフを統率しながら、適宜、判断を下していくことが求められました。判断を人任せにしないこと、後回しにしないことを意識しながら仕事を進め、役割はしっかり果たせたと考えています。
介護の現場でも判断力を活かして、利用者様に安心していただけるサービスを提供したいと思います。
例文10.<時間のやりくりが上手>子育てとパートをしながら身につけたやりくりのスキルを活かしたい人のケース
家事やパートをしながら3人の子どもを育ててきました。効率的に時間やお金を使うことを常に意識してきましたので、時間のやりくりや、手際の良さには自信があります。結婚前に事務の仕事をしていたときも、テキパキ仕事をこなすタイプでしたが、さらに様々なことに目を配る癖がつきました。「こうやってみたらどうだろう」と創造力も働くようになりました。
そのやりくりのスキルが、細かな気配りや臨機応変に工夫することが必要な訪問ヘルパーの仕事に活かせると考えています。
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人のふり見てわがふり直せ。
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