認知症の方が家庭的な雰囲気のなか、少人数で共同生活を行うグループホーム。特養や老健とはかなり雰囲気が違います。もちろん、そこで働く介護スタッフに求められることも違ってきます。
そこで今回は「グループホーム」に転職した先輩たちの失敗談を、介護求人ナビ編集部からのアドバイス付きでご紹介。せっかくの転職を失敗に終わらせないためにも、ぜひ参考にしてください!
一人で夜勤を任されるのがプレッシャー。正直、転職を後悔しています。
25歳/女性/あおい
認知症の介護に興味を持ち、有料老人ホームからグループホームに転職しました。前の職場は規模の大きな施設だったので、夜勤は複数のスタッフで務めていました。ところが今のグループホームでは、たった一人で夜勤をしなければいけません。何があるかわかりませんし、一晩中、緊張しっぱなしです。責任の重さに押しつぶされそう…。小規模のグループホームは、私には無理だったのかなと転職を後悔し始めています。
《アドバイス》
グループホームはユニット型が基本で、1ユニットの入居者は5~9名。少人数で家庭的な介護ができるのが魅力です。定員が少ないわけですから、当然スタッフの数は多くはありません。そのため夜勤は1ユニットに1名のスタッフ配置という場合が少なくありません。
夜勤中は、巡視から排泄介助まですべて一人で行います。一人夜勤は初めての経験ということですから、慣れないうちは不安もあると思います。しかし、経験を積むことで一人の夜勤に慣れ、不安も解消されるでしょう。
まずは早く慣れるためにも、先輩スタッフの体験談を聞いてみてはいかがですか? 先輩たちも最初は不安を感じた経験を持っているはず。参考になるアドバイスがもらえるのではないでしょうか。
また、夜勤で大変なのは、いざ何かあったときに、一人で対応しなければいけないこと。そのため、「こんなことがあったらどうしたらいいか」とさまざまなケースを想定し、対応の仕方をしっかり聞いておきましょう。そうした準備をしておけば、一人夜勤にも落ち着いて臨めると思います。
少人数のグループホームは、入居者一人ひとりに親密に関わることができます。認知症の介護に正面から向き合う気持ちを忘れずに、何事も勉強だと思って夜勤にもチャレンジしてみてください。
しかし、どうしても負担が大きくてこれ以上は無理だと思うのでしたら、夜勤のない認知症対応型のデイサービスや、日勤だけのパート勤務などを検討してみるのも良いかもしれません。
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