夢と希望にあふれ転職したはいいけれど、働き始めたら違和感を感じること、ありますよね。
「聞いた話と違う」、「最初から知っていれば入らなかったのに」…こんなことなら辞めたい…。
ここでは、そんな転職の先輩の失敗談をご紹介。
介護求人ナビ編集部からの、失敗しないためのアドバイス付きです。是非参考にしてください!
<事例4> 給与が求人票に記載されていた額よりも少ない
21歳/女性/りっちゃん
ハローワークの求人票の給与と実際の支給額が違うので確認したら、「求人票の金額は夜勤を含んでいるから」「あなたは資格手当がないため」というようなことを言われました。
それでもやっぱり少ないような……。というか、これって私がダメなのかな?
《アドバイス》
求人票と実際の支給額が違うというのは、最近よくあるトラブルです。
手当の内容や金額は事業者により異なります。夜勤手当、資格手当、家族手当、皆勤手当…さまざまな手当を設けている事業者もあれば、そうでない事業者もあります。
求人票をよく確認するとともに、面接の時に記載されている給与には、どのような手当が含まれているのかをしっかりと確認しておくようにしましょう。
<事例5> 「試用期間」が1年以上続いているので経済的につらい
25歳/男性/ヤマト
1年前に入職したのですが、いまだに「試用期間」ということで、給与が少ないのが不満です。
新しく入った介護職員の指導もしているのに、試用期間っていうのは納得がいきません!
《アドバイス》
「試用期間」の有無や期間については、入職前に確認しておきましょう。「試用期間」を何カ月にするかは、法律上では決まっていません。しかし、一般的には2カ月から6カ月程度とされているため、1年は常識的に見て長過ぎます。
就業規則や労働契約書には、試用期間が明記されているはずですから、もともと1年なのか、それとも試用期間が延長になっているのか、確認しましょう。
試用期間の延長にも関わらずきちんとした説明がなかったり、あなただけでなく他のスタッフにも試用期間が続いている場合、「試用期間を悪用」している可能性もあります。本当にこの事業所で働き続けるのがよいのか、慎重に考えた方がよいでしょう。
<事例6> 自分の意見をとり入れてくれると思っていたけど…
36歳/男性/いとう
面接で、介護職員の意見を積極的に取り入れてくれる風通しのいい職場だと聞いて転職したのですが、業務改善の提案をしてもまったく取り合ってくれません。
入職当時はモチベーションも高かったのですが、だんだんやる気がなくなってきました。
《アドバイス》
「風通しがいい」などといった曖昧な言葉は、誤解を生みやすいキーワードです。
「風通しのよさ」が転職の大きなポイントの場合は、介護職員のどのような提案が、実際の業務にどのように反映されたかという事例を、面接や職場を見学した時に確認しておいた方がいいでしょう。
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